敷金の返金額

賃貸マンションや賃貸アパートは、上手く借りると敷金の戻ってくる金額が大きくなります。
しかし、実際には敷金の精算時には、あまりお金が戻ってこないこともよくあります。
敷金で使われるお金の内訳は、部屋のクリーニング代、畳の張替え代、壁クロスの張替え代などリフォームに関わることに多くのお金がかけられています。
本来、経年変化による損耗の修繕費用は貸主の負担、故意または過失による損耗の修繕費用は借主の負担であるべきです。
しかし、現実的には、このどちらの諸費用も入居者の負担として求められることが多いです。
賃貸物件を上手く借りるコツは、少しでも敷金の返金額を多くするかです。
そのためには、こまめに掃除をすることが必要です。
賃貸物件は、契約したからといって、自由に使用できるものではありません。
明け渡す時が来るので、そのことを考えてまめに掃除をしておくことは大切なことです。
最低でも、週に1度は掃除機を書ける、換気扇やエアコンフィルターは定期的に掃除をするなど日々の生活で可能なことはなるべく頻繁に行っておくといいでしょう。
つまり、賃貸物件を上手く借りるためには、最低限の借主の義務を果たしておくことが重要となります。
フローリング仕様の物件は、やはり人気が高いですが、フローリングは傷が付いたからといって簡単に張り替えることができないので注意が必要です。
家具を置くときには下に薄い板を引く、椅子の足にはカバーをかけるなど、傷がつかないようにする工夫が必要です。
フローリングの傷が小さければ、目立たなくする補修方法があるので、修繕費用を抑えることができます。
しかし、家具を置いた時にできる畳やカーペットのくぼみは、敷金返却に影響しやすいものです。
そのため、家具を置く前に下に板などを引いて、1点に圧力がかからないようにする工夫をすることは、とても効果的です。
また、電化製品による壁クロスの黒ずみやシミも不動産会社にチェックされやすい項目です。
電化製品を置くときには、壁から10センチ以上離しておくか、壁とのあいだに板を置いておくといいでしょう。
キッチン周りは油汚れが付きやすく、時間が経つと落ちにくくなります。
換気扇やガス代の五徳などは、洗剤を溶かしたぬるま湯に浸けておき、汚れを浮かせて洗いましょう。
ガスコンロを取り外してみると、壁や置き場に油汚れがベッタリ付いているものです。
料理をしたあとは、毎回ひと拭きしておくだけでも、汚れ具合が変わってきます。


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